大山パワーの常温核融合研究

常温核融合炉(金属結晶内閉じ込め型核融合炉)は、原理的に放射能が出ない理想的な原子炉です。 これが実用化されれは、海水に含まれる重水素を燃料とするので人類はほぼ無尽蔵のエネルギー源が得ることが出来ます。 化石燃料と異なり炭酸ガスの排出もなく、地球温暖化対策の切り札です。
日本で年間15トン位の重水素があれば、もはや化石燃料の輸入は必要なくなるというものです。廃炉も心配ありません。

常温核融合炉は原子炉の1種ですが、原理的には放射能を発生しない理想の原子炉です。常温核融合は1989年3月23日のフライシュマンとポンズの電解実験による過剰熱の発生の新聞記事以来、再現性が低いという理由と、情報が不明確であったり、 疑問が残る発表もあったりしたことから疑似科学扱いされるようになってしまいました。 しかし、三菱重工業の核変換実験を2013年に豊田中央研究所が再現に成功したことから、 大山パワーはこの核変換実験を信頼し、常温核融合と同種の反応であると考えて研究してきました。

その結果、核変換を生じさせる金属結晶内で生じる核反応は「着火反応」、「燃焼反応(核融合連鎖反応)」及び「核変換反応」に分類されると結論しました。 Pd金属結晶内の重水素濃度の高いα’相で起きる反応が「着火反応」で、従来のD-D核融合と同様に生成された粒子が高速で飛び出します。 これらの粒子の中には水素やヘリウムの原子核があります。 これらの原子核は電子をまとわずに金属中を高速で動く、プラスの電荷を帯びた高エネルギー粒子です。 金属の結晶は格子状にプラスの電荷を帯びた原子核が規則的な並んでいるため、 プラスの電荷を帯びた高エネルギー粒子は反発し合うことでこの結晶格子の隙間が連続している方向に曲げられ、金属格子の隙間に入り込んでいる格子間原子の原子核に接近する確率が高まります。

特に重水素濃度の低いα相では、格子間原子の量が少ないことで精度良く隙間の中心を通過するので、格子間原子の重水素の原子核に異常接近します。 高エネルギーの核子に異常接近された重水素の原子核は核力という引力により振り回され高エネルギー粒子になります。 金属内では、この重水素イオンの高エネルギー粒子が金属格子の隙間に入り込んでいるヘリウム核に異常接近すると通常とは異なる核融合を起こし、リチウムの原子核になります。 このリチウムの原子核に重水素イオンの高エネルギー粒子が異常接近し核融合を起こすと、2つの大きな速度エネルギーを持つヘリウムの原子核の高エネルギー粒子が生成します。 このヘリウムの原子核の高エネルギー粒子が、多くの重水素の高エネルギー粒子を生成し、速度を失うと金属格子の隙間に入り込んで格子間原子として留まります。

大量に生成された重水素イオンの高エネルギー粒子は次の反応を起こすので、次々と反応が連続する核融合連鎖反応が生じ、熱を発生します。 これが「燃焼反応」であり、重水の電解実験で生じる電解終了後の大量発熱、いわゆる「死後の熱」を生じる反応です。この「燃焼反応」で生成されたヘリウム原子核が高エネルギー粒子として被核変換核と核融合を起こすことで「核変換反応」が起きるのです。

大山パワーでは、この内の「燃焼反応」を利用すれば、通常の原子炉と異なり透過力の高い生成され放射線が出ない「常温核融合炉」ができると考えて、研究を続けています。 この「常温核融合炉」は現在、国際協力のもと膨大な資金を投入して実現を目指している「磁気閉じ込め型核融合炉」に対する名称としては「金属結晶閉じ込め型核融合炉」と呼ぶべきものです。 危険な放射線が出ないことで安全でコンパクトな核融合炉が製作可能になり、都市内に設置可能で排熱を冷暖房に利用できます。また一般船舶の動力など、移動体の駆動原としても使える可能性が高いものです。

これまでの理論と大山パワーの考え

常温核融合のロストピース

金属結晶閉じ込め型核融合(大山理論)

大山パワーの研究活動

学会発表、プレスリリース等